20年前と気温を比較すると、、、
昨今は猛暑のニュースばかりを耳にするので過去20年分の気温変化を調べてみました
愛知県の代表地点として名古屋市の月ごとの平均気温をグラフにまとめると、
2024年は明らかに暑い、、、
家庭菜園初心者ですが、これだけ気温の変化があるといろいろと影響も出るようです
1. 成長への影響
- 高温障害: 野菜は適温で成長しますが、気温が高すぎると成長が遅れたり、形が悪くなったりします。たとえば、トマトやナスは35℃以上になると花が落ちやすくなり、実がつきにくくなります。
- 乾燥ストレス: 暑さにより土壌中の水分が蒸発しやすくなり、野菜が必要とする水分を吸収できなくなることがあります。その結果、葉がしおれる、実が小さくなるなどの問題が起きます。
2. 病害虫の増加
- 害虫の活発化: 暑さで害虫(アブラムシやハダニなど)が活発になり、野菜に被害を与えることが増えます。
- 病気の発生: 高温多湿の環境では、カビや細菌による病気(うどんこ病、ベト病など)が発生しやすくなります。
3. 収穫量と品質の低下
- 高温が続くと、野菜が正常に成長できず収穫量が減少します。また、品質が低下し、見た目や味が悪くなることがあります。例えば、レタスが「とう立ち」して苦味が強くなることがあります。
4. 土壌と栽培環境への影響
- 土壌の劣化: 高温により土壌の水分が蒸発しやすく、地面が硬くなることがあります。また、必要な栄養素が流れ出してしまうこともあります。
- 設備への負担: ビニールハウス栽培では、内部がさらに高温になるため、遮光や換気などの設備対応が必要になります。
対策
- 適切な灌水: 朝や夕方など、涼しい時間帯にたっぷりと水を与える。
- 遮光とマルチング: 遮光ネットを使用して直射日光を遮る、地面を覆うマルチで土壌の乾燥を防ぐ。
- 暑さに強い品種の選択: 猛暑に耐えやすい野菜品種を選ぶ。
- 適切な間引き: 風通しを良くして病害虫の発生を抑える。
猛暑は野菜栽培にとって大きな課題ですが、
適切な対策をとることで被害を軽減することができます
2025年も気温を考慮しながら菜園計画立てていきます
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