【害虫対策】唐辛子スプレーをつくってみる

唐辛子スプレーとは

唐辛子スプレーは、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンが害虫を寄せ付けないため、自然な害虫対策として効果的です。自宅で簡単に作れるので、以下の手順で作ってみてください。


唐辛子スプレーの作り方

【材料】

  • 乾燥唐辛子(または生の唐辛子)……数本
  • 水 …… 500ml
  • 液体石鹸(数滴) ※葉に付着しやすくするための界面活性剤として使用

【道具】

  • スプレーボトル
  • 漉し器またはコーヒーフィルター

手順

  1. 唐辛子を切る
    唐辛子を細かく切っておきます。乾燥唐辛子の場合は細かく砕きます。
  2. 水と一緒に煮る
    鍋に水500mlと唐辛子を入れ、中火で10~15分程度煮込みます。沸騰させた後、火を弱めて煮続け、唐辛子の成分がしっかりと水に溶け出すようにします。
  3. 冷ます
    煮込み終わったら、鍋を火から下ろし、液体を冷まします。
  4. 濾す
    冷めた液体を漉し器やコーヒーフィルターで濾して、唐辛子のかすを取り除きます。
  5. 液体石鹸を加える
    液体石鹸を数滴加え、よく混ぜます。これにより、液体が葉に付着しやすくなります。
  6. スプレーボトルに入れる
    完成した唐辛子液をスプレーボトルに移します。

使用方法

  • 作ったスプレーは、害虫が発生しやすい葉の表と裏に軽く噴霧します。使う際は、風のない日に行いましょう。
  • 週1回程度のペースで散布するのが効果的です。

注意点

  • 唐辛子液は強い刺激があるため、目や口に入らないように注意し、手袋とマスクを着用して作業してください。
  • 強い日差しの中で散布すると葉焼けすることがあるので、夕方など涼しい時間帯に使うのが安全です。

自然な成分なので、無農薬栽培のサポートとしておすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました